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映画館で見るべきは、スクリーンより「観客の反応」(110)

「映画館でスクリーンを見るのは、素人のすること。

クリエイターならスクリーンを背にして、観衆の反応だけを見なさい」

 

という話を聞いて、なんとかなく練習を始めました。

私の場合は、”観客の反応も見る”という程度です。

 

当時、年50回くらい映画館に通ってたので

 上映終了後、すぐに全員が出ていくか

終わってからどんな表情をしているか、好意的な反応か

座席に深く座っているか、身を乗り出しているか

スクリーンの演出に反応しているか、適当に流してるか

(途中でお客さんが帰るか、寝てるか、なども一応チェック)

観測できるのは両隣+前の数列くらいですが、

意識して訓練すれば、この能力を習得できなくもない。

 

相手が飽きる瞬間が分かる

こうして身につけたのがこの能力。

「人に見えないものが見える」系の特殊能力が欲しかったので

本当は幽霊が見たかったけど、これで我慢しよう。

 

さて、この能力が使えるのは、飲み会の席。

 

たいていの人は、聞くより話すが好きです。

なので「自分の話は短く」「相手の話はひたすら聞く」のが基本戦略。

(やりかた)

1相手が聞きたそうな話をする

2話は、1分以内で一区切りつくよう調整する

3あちらが何かコメントできるよう、適当な間隔で間合いを入れる

4飽きた兆候をキャッチしたらすぐにオチを付けて違う話へ

特に説明の必要はないでしょうが私の場合は

 

「自分のしゃべりたい話に需要がない」

「特に話したいことがない」

 

というのが加わるので、話す時間より聞く時間の方が長くなります。

 

「聞き上手だ」とは思いませんが、

酔っ払って余計な話をするより、ご一緒した方に気持ちよく過ごしてもらう方が

いいかなあと思ってます。