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この試合が熱い!2023(後編):ベスト5の発表です(235)

5位 

オリックスvs阪神(23.10.29)

日本シリーズ、関西対決。
 
開始前、オリックス側からみると恐怖しかなく、
京セラドームのスタンド全体が黄色一色に埋め尽くされて
マスコミから敵役にされるシナリオしか浮かばなかった。

三塁側に座ったので、予想通りの状態でした。
パリーグのリーグ戦なら、三塁側内野席でもホームチームのファンが7割以上です。

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観戦記を書いたのは第2戦。

第3戦以降も熱かったので、ここでは「見れなかった第3戦以降」のお話を。

(オリックスが勝った試合だけ)

www.nikkansports.com

甲子園で必死に応援するバファローズファンは最高に格好よかった。

 

バファエールがファンに愛される曲に育った。

日本シリーズの重圧、阪神ファンの圧力があったからこそ、

バファエールは、なんといっても歌詞が感動的だ。

(BuffaYell)

栄光と挫折を何度と繰り返そうと
これからも共に歩み止める事なく
変わらない想いを強く込めた
湧き上がる希望の唄よ
未来と繋ぐ標(みち)となれ

www.youtube.com

2年連続最下位になった年に生まれ、22年9月にデビュー。

リーグ戦連覇、日本一、リーグ戦三連覇をともに戦ううち

ずっと歌い継がれる、大切は曲に育ってきた。 

甲子園の、満員の阪神ファンからの悲鳴と怒号。

大投手・平野佳寿が圧巻の投球。

この試合が終わった瞬間、日本一は固いと思った。

第5戦の敗戦(宇田川が打たれて2-6で敗戦)後の絶望感。

昨年、一昨年を思い出して懐かしかった。

 

独走優勝、王者の風格なんて、スポーツに求めてない。

チームをいつも救ってくれた由伸は、やっぱり由伸だった。

 

日本一になれなかったことはやっぱり悔しい。

銀メダルはもらっても嬉しくない。負けたら全てが台無し。

最後の最後で、コマが足りなかった。次です、また次。

大阪らしいオチ。

オリックスファンは3人しかいないので、警備員は1人で十分です。

 

4位 

オリックスvs楽天(23.5.24)

紅林弘太郎の逆転サヨナラホームラン。
びっくりしすぎて、撮った写真全部がぼけてる。 
 
イーグルス1点リードで、9回のマウンドには松井裕樹。
松井は5月24日の段階で、防御率0.00。打てない。
 
先頭を三振、次打者を三塁ゴロで2アウト…が三塁エラーで出塁。
打席の紅林は8番ショート。
打率2割2分台で、この日3打数ノーヒットと散々だった。
 
「そろそろスタメン落ちかな」「ちゃんとバントしろよ」と思ってたら

「なんで!?」

 

口から出たのはこの台詞。

 

「うおー」とか「すげー」とか、

ホームランを打ったときに浮かぶ感想は色々あるけど、

何が起こったのか分からなかった。

紅林もベストナイン、日本代表クラスまで育ってきました。

来年は3番を打って打点王を獲るらしいので、期待しましょう。

紅林を出迎える中嶋監督がヘッドロック。

場内ビジョンでその姿が映し出されたとき、場内大爆笑でした。

 

このシーン、いろんなハイライトに使われてるので探してみてください。

ほっともっとフィールド神戸。

何度来ても、いいスタジアムです。

見やすいし、綺麗だし、それにネット裏の特等席に座れます。

(一般販売でこの席を買えます)

(2021年の写真:コロナ禍5000人上限時代)

 

 来年もこのスタジアムで花火が見たい。

 

3位

奈良クラブvs松本山雅(23.3.5)
きました、奈良クラブのJリーグ初戦。
ゴール裏はアウェーの松本山雅サイドの方が多かった。
 
「Jリーグ昇格」が、奈良クラブの創立理念。
長年目標にしていたJリーグの舞台へ、ようやくたどり着きました。
 
イベントとして楽しかった。
今後、J2に昇格してもタイトルを取っても、
こういう高揚感を感じることはないでしょう。
 
J1経験のある松本山雅が相手。実力差はあったが、
どっちかというと相手の出来が非常に悪すぎた。
ミス絡みの2点しか取れてない。あっちもやばい。

当時「9位以上はマスト」と言いました。
あの時点で、僕ほど強気だった人はいなかったと思う(結果は5位)。
J1経験のある強豪相手に0-2で負けた直後でしたし。
 

当時の順位予想、覚えてますか?

クラブ側からは「残留できれば上出来」という話が出てましたし

サポーターも同じような予想でした。

 

1シーズンを終え、最終戦に同じ相手に勝ったもんだから

みんなの記憶も書き換わってる。

 

2位

オリックスvs千葉ロッテ(23.9.20)

ホーム・満員の京セラドーム大阪で、満員のファンの前での胴上げ。

いやー、ここまで長かった。

ドームでの胴上げげまで何年待ったか。

www.youtube.com

 

京セラドーム大阪(当時は大阪ドーム)での優勝決定・胴上げは

2001年近鉄バファローズ以来。

「北川博敏の代打逆転サヨナラ満塁ホームラン」のときです。

 

オリックス・ブルーウェーブから見れば

「満塁ホームランを打たれて逆転サヨナラ負け」し、

「目の前で胴上げされた」試合だ。

 

長めの記事を書いたのでそちらで。

まさか連覇を、そして三連覇をすると思ってなかった。
胴上げをどうしても見たくて、一昨年も去年も頑張りすぎた。
胴上げはそれはそれは魅力的だ。
 

今年の胴上げ、実は「1分の1」でした。

 

予定は何日もあけてて、チケットを取ったのはこの日だけ。
効率よく、胴上げしそうな試合を予想して
ギリギリのタイミングで、そこそこいい席を取る技術が身につきました。
 
「胴上げ最優先」な9月を過ごすのも、今年が最後でしょう。
 
来年も優勝するぞバファローズ。
あとは任せた、他のファン。
 

1位

世界水泳福岡・水球男子(3位決定戦)(23.7.29)

決勝戦(ハンガリーvsギリシア)の様子。
左上のぎゅうぎゅうになってるエリアが関係者席。
8~3位の選手が見に来ています(席割りがおかしい)。
 
こちらも当時の記事を参照。
 
3位決定戦がランキング1位なのは、
「勝者のセレブレーションがしたかった」というのが理由です。
あの拍手を、ずっとやりたかった。
 
ずっとやりたかった人が何人いたかは分からない。ただ、
2013年 東京オリンピック招致決定
2019年 チケット販売→8試合分確保
2020年 延期決定
2021年 無観客で開催
2021年 世界水泳(福岡)の延期が決定
2023年 いまここ
10年待った。それくらいずっとやりたかった。
 
世界大会のメダルゲームは、迫力が違います。
この日はじめて水球を観た人(会場の半分)も、緊張感や面白さが伝わったでしょう。
「初めて見てもなんとなく分かる」のは、人気が出るかの重要な要素です。
 

youtu.be

 

水球って何?という人は、この動画をごらん下さい。

東京2020オリンピック男子決勝、ギリシャvsセルビアの4Qです。

移動速度が遅くて、スタミナがモノを言うバスケットボールです。

(だいたい10分くらい)

 

とはいえ「そのスポーツをやったことがあるか」は、やっぱり重要です。
 
水球は「水中に浮く」という特有の技術が必要。
陸上ではやらない、不自然な動作を身に付けないと、
バスケットでいう「止まってボールを持つ」が出来ません。
 
目の前のプレーがどれほど難しいかが分かれば、
選手たちがどれほどの才能を持ち、血のにじむ努力を重ねて、
本気で金メダルを取りに来たのが分かる。
「見るのも勉強」「一流の選手のプレーを参考に」
部活を初めたころ、先輩に言われました。
 
この日、世界の本当のトップ選手のプレーを、初めて見ました。
 
大学の部活、初めて1ヶ月の未経験者とハンガリー代表。
ルール以外何から何まで違う。ほとんど違う競技だ。
 
こんなんできるか。
どこをどう参考にしろというんだ。
 

ランキングをもう一度

10位 京都サンガvs名古屋グランパス(23.7.16)
9位 ソフトバンクvs千葉ロッテ(23.7.28)
8位 奈良クラブvs愛媛FC(23.10.28)
7位 コベルコ神戸スティーラーズvs静岡ブルーレブズ(23.2.19) 
6位 阪神vsヤクルト(23.5.11)
 
5位 オリックスvs阪神(23.10.29)
4位 オリックスvs楽天(23.5.24)
3位 奈良クラブvs松本山雅(23.3.5)
2位 オリックスvs千葉ロッテ(23.9.20)
1位 世界水泳福岡・水球男子(3位決定戦)(23.7.29)
今年もありがとうございました。
2024年の年末に、またお会いしましょう。