緊急事態宣言は必要なかった説
次に切れるカードはあるか
今回は「最初の緊急事態宣言」という一番強いカードを切ったので
次回以降にどうするか。
二回目の「緊急事態宣言」、今回のほど、真面目に守りませんよ。
もう慣れてしまって。
同じ緊急事態宣言でも、中身は別物です。
いまのうちにロックダウンできるような法案を作るか、
解除と宣言の間に(休業要請を)何段階か設定して、
宣言を出さない状況での制限レベルを可動式にするか。
今回、感染者・濃厚接触者の自宅待機、職場復帰、それに自粛警察と
様々な社会問題が発生しました。
「外出自粛」や「営業自粛」そのものは仕方ないと思いますが、
ただ、自分の家族、仕事、お店が危険にさらされるなら別です。
宣言を出さなければ自粛警察に嫌がらせされることもない。
なので宣言を出すのに反対します。根元の問題は「自粛要請」です。
各自治体には、感染によって生じる不利益を禁止する条例を作って欲しい。
(罰則規定はなくてよい)
クラスター対策名目で感染者情報を公開するなら、
「感染者捜し」と「感染者への差別偏見」は必ず出てきます。
現状だとプライバシーより感染拡大防止を優先しています。
感染者・感染被疑者を守るための措置も考えてください。
これは知識の無い・偏屈な人間からの嫌がらせという話ではない。
家族にハンセン病患者・結核患者が出たとき、全く同じ話がありました。
国も自治体も、コロナ対策さえすればいいという問題ではありません。
あくまで「安心して暮らせる社会の実現」が目的です。
「我々は断固許さない」という意思表示があれば、
「自粛を守る=正義」「自粛を破る=悪」という
変な連中とそれを煽る報道機関に対する牽制になると思います。
※2020.6.2 22:30 後半の「条例」の下りを書き直しました