僕が奈良クラブの応援をしてるのは色々理由があります。
50% イベント・スタジアムグルメのレベルが高い
30% 林舞輝GMの解説イベントがある
20% 知り合いに挨拶する
最初の説明だけですごく長くなったので、
今回はグルメの話だけ。
サッカーは低価格商品が多い
サッカーのフードメニューは500円が中心。
野球だと1000円~1500円のお弁当もあたりまえのように売ってますが、
なぜかサッカーは単価が安い。
45分×2(前後半)はずっと見てるのと
販売のチャンスが試合前・ハーフタイムの2回しかなくて
調理に時間のかかるものが作れない、ってのが理由だと思います。
どのスタジアムも、300円相当の商品を500円で売るシステム。
知ってるスタジアムは全部そうです。
どこでも売ってるメニューを割高で買う、
ここで食べれば何でも美味しいからまあいいか、という感じ。
↑奈良クラブ名物「試合代わり」カレー。
一般のお店で出せば人気店になるレベルです。
キッチンカーとキッチンディレクターがあるチームは違う。
値段は1000円です。1500円のものを1000円で売るスタイル。
観衆1500人で100食前後は売れるらしい。
「何人に一人が食べる」とか「満足度99%」とか
適当にアンケートをとって宣伝できないでしょうか。
こないだのまるかつさんの回、カレー100食、弁当200食で
来場者2500人の8人に1人がとんかつを食べてるんですよ。
いくら主力商品とはいえ、8人に1人。それで満足度が90%以上(多分)。
数字以上の売り文句はありませんよ。
それに、スタジアムで高めのご飯を食べる。その文化が根付いてるのもすごい。
15時試合開始なら、普通の人はお昼を済ませてから来場します。
(プロ野球だと、14時開始はフードが売れないから13時開始にしてくれと
営業サイドと現場サイドでつばぜり合いがある)
ちなみに、隣で1000円のハンバーガーを作ってる人(鳥羽さん)は、
東京で1人3万円のコース料理を出してるオーナーシェフです。
すごいというか意味分かんない。エネルギー配分がおかしい。
両方ともスタグル的には高価格帯ですが、
ちゃんと「1000円を取るロジック」を考えてお客さんを掴む工夫をしてる。
あと、単発で出店するお店。毎回入れ替わってるですよ。
いつも同じお店が同じメニューを売ってて、いくら美味しくてもちょっと…という
スタジアムでよく見る風景とは一線を画すスタイル。
ローカル球団はリピーター命。そういうのも大事です。
私は覚えてます。
新ユニフォーム発表会で具体的な集客方法を聞かれ
中川社長が「カレーとハンバーガーを美味しくします」と答えた時に
記者から失笑がもれてたのを。
スタッフのみなさん、ちゃんと気づいてますよ。
本気でやってるのも、お客さんのために真面目にやってるのも。
私は(主にフード目当てで)往復4時間以上かけて通ってます。
他のとこ、本当にしょぼいんです。
今の路線でも西日本でトップ級、首位争いしてます。
どんどん続けてください。「食」だけで集客できる時は、すぐに来ます。
最後に一つ。
今年は5試合見て、2分3敗。勝ってください。