スポーツは色々と見に行ってますが、
プレー経験があるのは水球くらいだし、スタジアム外での情報収集を一切してません。
なので「なんで点が入らないの?」「どこが悪いの?」が全くわかりません。
テレビ中継(特にサッカーの場合)は、ふわっとした解説が多くて
参考にならないし、何より「JFLは中継がない」
Youtubeで中継する場合も、解説実況がいない。会場音声だけ。
意識して「観戦スキルを習得する」努力が必要だなーと感じてます。
2)
どの世界も、「知ってる」「知らない」で受け取れる情報量が
全然違います。ラグビーワールドカップでも感じました。
あちらも、4年間の地道な努力があったからだ。楽しかったのは。
来年の東京オリンピックに向け(サッカーのチケットがあたった)、
真面目にサッカーの勉強をしよう!
…そう思って4ヶ月前に買った本に、ようやく手を付けました。
オシムのトレーニング-日本代表監督時代のトレーニングを多数収録!
- 作者: 千田善,イビチャ・オシム
- 出版社/メーカー: 池田書店
- 発売日: 2012/04/12
- メディア: 単行本
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オシム監督の独自のトレーニング手法を図式化した本。
ディフェンス3人に対して、四方向のどれかから敵が攻撃してきたり
3:3に「ボールを持ってる方の味方」が1人いて、攻守の切り替えを学んだり。
「ボールを持って練習する」というのは大原則ですが、
それより、練習意図の理解力、その場その場の判断力。
訓練してるのは、技術というよりサッカー脳の方です。
「名監督の戦術分析」という本をいくつか読みましたが、
「じゃあどうするんだ」「明日の練習でどう使うんだ」という点では
こういう「コーチ向け実践ドリル」が役に立つ気がします。
(この本、図解が丁寧。編集者のセンスがいいです)
3)
現代サッカーの戦術解説といえば、フットボリスタ。
専門誌らしく、読んで考えて理解する、勉強に近いアプローチが必要です。
この雑誌は、楽天マガジンで読めます。
定価が1000円くらい(楽天マガジンだと400円強:380円+税)なので
雑誌読み放題の方が圧倒的に安いのですが、やめましょう。
(楽天マガジンではダメな理由)
・字が細かい iPad 9.7inchでも読むのが無理。拡大縮小を繰り返す必要
・文字が多い。いつでも読めると思うと、結局読まない
・林舞輝GMのすばらしいコラムが未収録
安くあげようとすると、楽な方に流れて
関西ウォーカーとかの写真ばかりの雑誌を読んでおしまいになります。
印刷したやつを書店で買って、帰りの電車で読んだほうが身につきます。
4)
サッカー観戦でも、レベルを上げるには
やり方を勉強した後に経験値を積み上げる必要があります。
最初の「勉強」段階は、手を抜かずに
時間とお金を使った方がいいです。