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古典の魅力は「とっつきにくさ」(読書は一冊のノートにまとめなさい[完全版])(032)

書店通いが習慣になると、平台に並んでる本や新しい本には

どんどん詳しくなっていきます。

 

それとともに困るのが、情報の重複の多さ。

書評をみても、同じような本ばかり推薦してるし、

最近でた本を併読しても、似たような話ばかり書いてる。

 

「よし、定評のある少し古い本(=古典)を読んでみよう!」

 

そんな状況から、難しい本との格闘が始まります。

 

古典の魅力は、とっつきにくさバリアを含めてのもの。

そう言ったのは、作家の奥野宣之氏でした。

 

読書は1冊のノートにまとめなさい[完全版]

読書は1冊のノートにまとめなさい[完全版]

 

ベストセラーかつ大手出版社の書籍ですが、

使えるものは使うのです。

 

さて、この言葉を自分流に咀嚼してみましょう。

 

1)

年下の上司みたく、共通点が少なくて打ち解けるきっかけがない、

でもそのバリアを超えれば、同年代にはない融和が待っている。

 

その状況が、古典との付き合い。

友達としゃべるのとは違う。

時間をかけて、労力をかけて、戦略を練って、じっくり攻めないといけない。

 

2)

昔の知識人だと、こんな感じでしょうか。

 

新入り「○○なら読んでますよ」

古株 「うむ、最低限の勉強はしとるな。では理解度をテストしてみよう」

新入り「それあらペラペラペラペラ・・・」

 

娯楽で本を読んでる(それはそれで素晴らしい趣味です)のと違い、

古典の読書にはすくなからず「勉強」「学習」という要素が入ってきます。

それゆえ、スケジュール管理や、どれくらいの理解度で良しとするかなど

活字を追う時間以外の戦略も重要になってきます。

 

なかなか大変ですね。やっぱり。