Suicaどっとinfo

ちびかんの公式ブログです。Suicaドメイン取りました

この試合が熱い!2023(前編):今年のベストゲーム10試合を紹介します(234)

はじめに

2023年のスポーツ・現地観戦は2728試合でした。 ※1試合残ってたので追加
例年ベスト5を発表してました。今年はベスト10で。
 
(過去記事)

10位

京都サンガvs名古屋グランパス(23.7.16)
↑夜のサンガスタジアム by KYOCERA
 
 
 
 

 

 

 

 

 

スタンドからピッチまで近く、サイズもちょうどいい感じ(2万人ちょい)
チケット代も手頃で、家から遠い(往復5時間)以外は最高のスタジアムです。

バックスタンド、ホーム寄りの席に座って気がついたのが
「主審が副審2をよく見ている」こと。
無線でしゃべってなくても、アイコンタクトだけで意思疎通できてる。
 
そして、プロフェッショナルレフェリーは技術が非常に高いこと。
この試合の飯田淳平主審も、J3のレフェリーとはレベルが全然違ってて
「3部と1部の違い」というのがよく分かりました。
 
これで誤審・技術不足と言ってる人たちは、
どれだけの修行をして、審判技術の判定をしているんだろうか。

試合は後半AT、エースパトリックの決勝ゴール。
試合内容も最高でした。

youtu.be

 

ゴール判定時の副審2との連携が最高。

 

9位

ソフトバンクvs千葉ロッテ(23.7.28)

「鷹の祭典」は常勝軍団・ソフトバンクホークスの夏の看板イベント。
写真はレーザーショーの様子。

ホークスは初回に5失点、4点返して1点差にした直後に3ラン被弾と

考えられる中で一番盛り上がらない試合。
そうじゃない、福岡のファンの熱気を感じたい。
 
1週間前に12連敗して、チーム状況は最悪でしたがそれにしても。

360度(隣がロッテファンだったので340度くらい)ぐるりと
入場特典のユニフォーム姿のホークスファン。
 
「勝利の花火」を見たかったけど、3点差で負けました。
つぎに福岡ドーム(PayPayドーム)に来るのはいつだろう。
 

8位

奈良クラブvs愛媛FC(23.10.28)

昇格圏内で首位・愛媛を迎えた一戦。
 
絶対勝てない相手ではない、勝ち点1を取ることは十分可能、
少なくとも0−1で納めることは可能と思ってましたが、結果は0−3で完敗。
 
「実力が違う」「やっぱり今年は無理か」と皆が納得した試合でした。

というのも、愛媛の完成度が前半戦対戦時(0−1)と全然違った。
それにゴール裏の熱気も、他チームとは明らかに違う。
 
今年1年、開幕戦以外はそこそこ通用して調子に乗ってましたが
「J3のトップ層」「昇格がマストのチーム」がどういう存在かを
肌で感じる一戦でした。
 
何年か先に、こういう道を通るんですよ。奈良クラブも。
簡単に昇格できれば幸せだけど、そんなに簡単にはいかない。
 

7位

コベルコ神戸スティーラーズvs静岡ブルーレブズ(23.2.19) 

ファンクラブ特典でいい席に座りました。

2月の野外スタジアムで雨。屋根はない。写真を見てても寒い。 

この日は辛かった。

 

この日はユニバー記念競技場での一戦。

2002年までヴィッセル神戸のホームスタジアムでした。

一昔前の大型スタジアム。丘陵地にあり、開放感があって好きです。

スクラム。ヤマハといえばスクラム。

いい席だね!やっぱり。

ラインアウト。いい席ですよ、席は。
 
試合は14点(2シリーズで追いつく点差)でリードしてたのを
追いつかれ、ホーンがなってから自陣ゴール前で反則。
相手PGが決まり3点差の敗戦。最悪に近い負け方でした。
 
ラグビーは座席を敵味方分けてないはずなんですが、
静岡サイドの好プレーに拍手すると周囲の神戸ファンが全員振り向く、
アウェー感たっぷりの席でした。
 
席はよかったです。
 

6位

阪神vsヤクルト(23.5.11)

この日もファンクラブ優待。1塁側アルプス席が1000円でした。
 
パティシエ坂本のフルーツたっぷり白くま風クレープ(写真の)は700円です。

一塁側アルプスはめったに座りません。

だいたい三塁アルプスで、巨人かパリーグ球団(交流戦)の応援をしてます。

 

阪神ファンは集団になると怖いが、

一人一人を見ると、普通の人たちがたまの楽しみに来てる。

周囲が阪神ファンだけだと連帯感があってアットホームだ。

 

レフト側で巨人応援席近くに座る阪神ファンが、

異分子(巨人ファン)の悪口を言い始めるのは、おそらく防衛本能なんだろう。

 

この日は、試合が面白かった。

同点の8回裏、投手はS清水昇。一死二・三塁で代打T糸原。

内野が前進守備の中、ボテボテのショートゴロで三塁ランナー小幡が好走塁。

送球が少しそれて、決勝のホームイン。

そう、決勝フィルダースチョイスです。これは初めて見た。

ハイライトを何度見ても痺れる。

ヒーローインタビューは、代走小幡とショートゴロを打った糸原。

ヒーローがお立ち台に上がると、スタンドの盛りあがりは最高潮に。

 

糸原も小幡も不遇のシーズン。特に糸原。レギュラーから代打に配置転換だ。

選手のストーリーも、決勝打・決勝の走塁がどれだけ難しかったかも分かった上での

糸原コール、小幡コール。

 

阪神ファンは目が肥えてる。

甲子園に行くたびに、ファンのレベルの差を感じる。たぶん永遠に追いつけない。

 

チームが強くなる、人気が出るのはがんばればできるけど、

この分厚いファン層を積み重ねるのは十年単位の時間と膨大な労力が必要だろう。

テレビ中継するから、新聞の一面だから、とか、そういう次元じゃない。

タイガース勝利の瞬間。
みんな、普通のおっちゃんやおねえちゃん。
好きなタイガースが勝って、六甲おろしを気持ちよく歌おう。
 
 
そういう人が、平日ナイターでも毎試合4万人以上訪れます。
 
タイガースがダイナミックプライシングを導入して、
チケット代を値上げしたらもっと儲かるだろうけど、
阪神タイガースはそういう評価軸じゃないんだろう。
 
電鉄系球団の目的は、お客さんをたくさん、安全に運ぶことだから。
 
次回、ベスト5の発表です。