2021年10月13日(水)のオリックスvs千葉ロッテを観戦してきました。
場所はホームグラウンド、京セラドーム大阪です。
首位バファローズと二位マリーンズの直接対決、第二ラウンド。
前夜、宗の2ランで引き分けに持ち込みました。
今日勝てば優勝へのマジックナンバーが点灯、という大事な試合です。
スタジアムには18時前に到着。
今日は着席率が高い。
そうか、みんな会社を定時ダッシュか。
地味だけどかなり辛いよ、大阪市西区に17時40分に着くのは。
17時台の売店に行列が出てるのを初めて見た。
始まる前に買い物は済ませて、試合を見逃したくないんだろう。
試合中にトイレ・売店に行く人もいない。
みんな、優勝が決まる一戦を見に来てる。
会社終わりに遊びに来る、じゃない。いつもと違う。
もちろん声援は出せない。
けれど一球一球への反応が違う。
スタジアム全体に違う緊張感。
そうそう、これが見たかったんだ。
優勝に向けて戦う、バファローズの姿を。
この日いちばんの応援は、宗。
前夜の宗の同点ツーランは熱かった。
優勝したら、今季のベストゲームでしょう。
宗もレギュラーまで時間がかかったよなあ。
今年はゴールデングラブはいける。
まだ25歳、このさき10年はレギュラーでいける。
今日の声援No.2は紅林。
ホークス戦のデッドボールから復帰しました。
…というわけで、今日は紅林プロデュースの丼を注文。
チャーハンにから揚げトッピングって、野球部員のおかあさんの発想だ。
味が濃い・ボリュームのある一品で、中年にはたいへんしんどい。
あと、ヘルメットが増えました。
家に4つくらいあるので、もういらないっす。
能見兼任コーチも登板。
阪神ファン兼任のオリックスファンはたいへん多いので、
(大敗の中で貴重な)盛り上がる瞬間でした。
大阪ガス出身ですので、京セラドーム大阪は”ホーム”です。
(ドームは大阪ガスの工場跡地にできた)
結果はいまひとつ(1回2失点)でした。
来季も現役を続けるそうなので、プレーで貢献してもらいたいと。
9回2アウトまで0-8で負け。
最後のバッター、ラオウ(杉本裕太郎選手)が2ラン。
外角の難しいボールをライトスタンドへ。
首位攻防の好ゲームを期待した人には、正直がっかりな展開でしたが
数少ない、見所のあるプレーでした。
プロ野球は客商売です。
良いプレーをするのはもちろん大事ですが、
お客さんの前で勝たないと意味がありません。
敵地でファン2000人の前で勝つのも大事ですが、
ホーム、2万人のファンの前で勝つのはもっと大事です。
首位攻防で満員(販売できる上限)なのに
8-0で負けたら、営業は泣いてるよ。
ラオウは今年30歳。監督交代のタイミングも良かったですし、
中嶋監督があんな性格(強化指定の若手を我慢して使う)でなければ
あのまま戦力外になってたでしょう。
スポーツ選手が将来どうなるか、誰にも分かりません。
スーパースターが”たまたま”大きな怪我をし、引退することもあれば、
ドラフト下位指名の選手が”たまたま”いい指導者に巡りあって
優勝する(予定の)チームで四番を打つこともある。
今の成績を見て白黒つけるのは、人生の半分を捨ててる。
このままラオウと斎藤佑樹さん(明日、引退試合です)の話を
1万字くらい続けたいところですが別の機会に回します。
ロッテの石川歩選手のヒーローインタビュー。
インタビュアーが近くに来れないので、ボーカル独唱形式です。
スコアは2-8での敗戦。
勝負事なので勝ち負けは仕方ないのですが、
それでも首位をキープしています。
残り5試合で首位(記事執筆時点:21.10.16現在)
ここまで来たら優勝しかありません。
2位も最下位も一緒です。
もし今回もダメだったら?また7年一緒に頑張りましょう。
(参考)
10.2決戦とは (ジュッテンニケッセンとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
別の日、あべのハルカスの近鉄百貨店で
優勝セールの告知を見かけました。
優勝セール。周囲も、優勝の瞬間を待ってます。
バファローズの優勝セールは、近鉄百貨店で。
なんだかなつかしい。