”面白い”辞書がアプリ化されてテンション高めです。
これをスマートフォン・タブレットで使いたい人がどれだけいるかは知らないが、
アプリ化した物書堂の着眼点が素晴らしい。
物書堂が辞書を作ってくれる、それだけで、iPhoneを使ってて良かったと思う。
噂の「精選版 日本国語大辞典」買いました。出典のページを見れば文句なく「買い」な理由が分かるでしょう。これでわずか7800えん(今だけ4800円セール中) pic.twitter.com/Km7BCnSKO6
— イコ所長@1/21花園 (@jrgamo) 2017年1月19日
収録してる事例というか出典がかなり凝ってるので、
古語や歴史分野の研究者にはたまらないでしょう。
神皇正統記など、普通は引用しないし存在そのものもあまり知られてないぞ。
(現代人には必要ないかもしれない)
書籍版の辞書は3冊組で定価4.5万円です。
これを高いと思う人は、この辞書がそのそも必要ではない方です。
おうちにも定価1万円超の辞書が何冊かありますが、
どれもニッチな分野に必要以上の情報量を詰め込んでるやつ。
対象読者にとっては「これを待っていた!絶対買う!!!」となるものなのです。
専門辞書は、図書館・研究機関・研究者しか相手にしてないし、
一般向けの国語辞典・英和辞典が3000円前後で買えるのは普及品だから。
ハイエンドで培ったコンテンツを一般向けに流用して費用を回収してる
だけのお話です。
iOSで高額辞書を買うのは広辞苑・法律学小辞典以来ですが、
こちらの方も当分遊べそうです。
まずは太平記の引用文を全部読んで、
次に出典一覧を一読して知らない書籍を探して…そんな遊び方です。