さて、最近見た映画の感想を。
大阪で舞台挨拶があったので、参加してきました。
このシリーズは、導入こそラブコメ・ハーレムもの。
(本作で、ラブコメ部分は完結します)
途中からクリエイターの苦労や創作の苦しみにシフトするので
見てて辛い。何も書いてない、何もやってない自分が情けなくなる。
ラグビー場でペンギンの写真を撮るのは、そもそも創作なのか。
「冴えカノ」シリーズはどれもチーム結成からスタートして、冬コミがラストです。
見始めた当初はドタバタしてますが、
途中から冬コミの締め切りの話ばかりになるので、見ていて胃が痛くなります。
これではリフレッシュできない
あと、引っかかったのが、納期とクオリティの天秤。
クリエイター(ノベル、作画担当)の主張
「リテイクを重ねて、どんどん良くなってる」
「あと1ヶ月あれば最高の作品ができる」
会社側の主張
「もう1ヶ月も納期を過ぎてる」
「現状で内容を確定、作業を打ち切って後工程に回す」
この状況で、主人公はクリエイター側の代理人で交渉に行きます。
無事に1週間延長。やったね!
「あほか、会社を潰す気か」
「さっさと検収して次に移れよ。あっちも急ぎや」と。
締切の国に生きてる(短納期の仕事を複数回してる)人間なので、
時間とお金をかければよくなる?そういうのは納期内に仕上げてから言え。
心の曇った、取り替えの聞く人間、社会の歯車にはなりたくないですね。
ラブコメの完結編は、主人公とヒロインが恋人になってエンディング。
誰と付き合うかはだいたい分かると思います。
付き合えなかった人の視点が丁寧に描かれて、見せ場の一つです。
面白いですよ。