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ひっそり公開されてファンに愛される一作になるはずが:ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形(122)

大阪ステーションシティシネマにて鑑賞。

日曜夕方の回で、客席は7割くらいの入り。大入りです。

シリーズ同様、いい作品でしたし、泣いてる人がすごく多かった。

エンドロール(スタッフ紹介)が辛い。

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”戦争の傷跡”が伝わるのか

「孤児」「傷病兵」がどちらも実感が湧かない設定です。

家族が生き別れに、とか親友同士で殺し合いを、とかの

観光映画によく出てくるトピックもそう。

 

「好きな人がいる?」

「いましたがもう会えないのです」

「(しまった、戦争で犠牲に…)」

 

戦争直後で「会えない」なら半分以上は「死んだ」なので

どちらかがうっかりしてたエピソードとしては使えるかも知れない。

 

設定が変わってる

この映画だけ見ると、美貌も能力もマナーも兼ね備えた主人公が

屈折した新キャラを改心させていく話だ。

 

主人公が孤児、引き取られて兵士として戦ったが重傷を負って除隊。

手紙の代筆を始めたが、人間の感情が一切分からず苦労する。

様々な顧客と接する中で、主人公もすこしずつ変化を…

 

というのが大筋の話。

1時間半くらいの作品だと、前段階の説明が出来ない。

テレビシリーズを見たの前提にしてます。ちゃんとNetflixと契約しましょう。

キャラクター作り

Suicaペンギン(服を着てない人)をちびすけ界の

追加キャラにしようとしたけど、適当な設定が思いつかない。

(スナフキン、野原ひろし、トーマスみたいな単純な造型になる)

 

Suicaペンギンとちびすけの世界だと、

ちびすけの住んでる世界はムーミン谷みたいなので

悪い人もいないし、みんなが子供を大事にしてくれます。

 

楽園には楽園の、陰のある作品にはその世界の良さがあります。

戦争の傷跡が残る世界なら、それなりの描写が欲しいかな。 

(映画単体での話です)