フリーランスは「縛られないこと」が魅力ですが、
意識して自分を縛らないと、どんどん堕落して行ってしまいます。
方法としては仕事をガンガン詰め込むか、時間に制約をいれるかの2つなのですが
今回は2番目の方法を紹介します。
生活リズムを守ろう
会社生活が長かった人がフリーになると(独立、定年退職、失業含む)
困るのが生活リズム。
いままで就業時間に合わせて仕事をしていたのが
仕事・用事に合わせて生活するようになる。
雑談をする相手もいないし部署間のちょっとした用事もないし、
外からの刺激がぐっと減ります。
会社組織のめんどくさいところも、以外に大事だったんだなあ。
さて、フリーランスだと生活時間がおかしくなるので、
「どこかに通う習慣」をつけるのがお勧めです。
自宅仕事で失われた習慣「通勤」を積極的に活用するわけですね。
脳が冴える15の習慣 ―記憶・集中・思考力を高める 生活人新書
- 作者: 築山節
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2012/07/31
- メディア: Kindle版
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築山先生(脳の専門医)は、脳を起こす習慣として
「毎日声をだして日本語をしゃべること」「目を動かすこと」などを挙げていますが
「どこかに通う習慣をつけること」も効果があるとおっしゃっています。
この本自体は機会を見て紹介しようと思いますが、話を戻します。
どこに通うか・何のために通うか
散歩して公園まで行っても、コンビニに行っても、分かれた元カノの家にいっても
どれでもいいのですが、歩くだけ移動するだけでは途中で飽きてしまいます。
目的地でちょっとした用事をこなせるといいですね。
私の場合、少し離れた場所にある喫茶店を使ってます。
時間帯は早朝、朝食を食べて
メリットを挙げてみると
電車に乗る習慣ができる 個人的にはこれが一番大事
作業スペースが広い 4人席に座っても気にされない雰囲気
適当に込んでる モーニング時間帯はじいさんばあさんでいっぱいだ
追い出される心配が全くない 人気店なのにすごいのんびり出来る
Wi-Fiの入る店ならパソコンが使える
帳簿の記帳や郵便物の処理くらいの簡単な作業もできる
そこそこ費用がかかる(私の場合、月1.5万円くらい)のが難点ですが、
夕方にカフェに通っていた時代にくらべ、明らかに調子がいいです。
なお、仕事から逃げたい期間が周期的にくると思うので、
朝の喫茶店くらい、仕事しない習慣をつけるといいと思います。
スマートフォンを家に置いてくる(でないとメールで呼び出される)くらいの
割り切りは必要でしょう。
他のお勧めも
近所のTSUTAYAに行って旧作を借りる(月1000円定額です)とか
図書館に行って雑誌を一誌読んでくる(無料)とか
遠目のコンビニに行って新聞を買うとか、
定年退職者向けの時間つぶしメニューが全部使えます。
目的を忘れずに
あくまで「生活リズムを整える」「帰ってからシャキッとする」こと
が目標です。通うこと、それだけで効果がでます。
通った先でいくら不毛なことをやっても別に構わないので、
家からの距離、費用、出先でやることを考慮して好きなメニューをお選びください。